三原検定員のブログ
2013年 07月 01日
皆さんこんにちは、三原です。
さて、今回は我が愛犬のコマル(前回担当ブログ)
から離れた話をしましょう。
以前テレビで動物と話ができる
米国の女性が紹介されていましたが、
実はなんと私も今まで三回だけですが、
犬と二回、猫と一回、完璧な意思の疎通が
図れたと思ったことがあります。
まあ犬の一回はコマルなんですが、
他の一回は初めて会った野良犬です。
猫の 件は次回に置いておくとして
今回はこの野良犬の話をします。
独身時代にアパート暮らしをしていたんですが、
ある日の真夜中に犬の遠吠えで目が
覚めました。
時計を見ると2時頃だったと思います。
しばらく我慢していたのですが、
一向に治まる気配がないんです。
「ウオ~~~オオオォォォン」を延々と続けられて、
堪忍袋の緒の切れた私は犯人(犬)探しに外に出ました。
声のした方に歩いていくと、
遠吠えが止みました。
そこは古いマンションの裏で、目の前に螺旋状の
非常階段があります。
カン、カン、カン……と何者かが屋上近くから
降りてくる音が響いて来ました。
「こんな時間に誰だ。ただ、やけに軽い音だぞ。」
と訝しく思っていたとき、
そいつは目の前に現れました。
犬です。そう、野良犬だったんです。
こいつが犯人だ。私は確信しました。
マンションの非常階段を登り、
ひとしきり遠吠えをして私の安眠を妨害し、
満足して降りてきたのは野良犬だったんです。
私はそいつに目で聞きました。
「おまえか、吠えていたんか」と。
そいつは、同じく目で答えました。
「ああ、そうだぜ。なんか文句でもあるんか」と。
このとき両者の間には、言葉というものを超えた会話が
確実に交わされたんです。
次の瞬間、道路の石を拾う私。
それと同時にダッシュして逃走する野良犬。
まあダルビッシュじゃないので、石は当たりませんでしたが、
それ以来遠吠えは無くなりました。
少し寂しい気持ちと、犬と会話をしたんだという、
ちょっと嬉しい気持ちになったことを思い出します。
さて、今回は我が愛犬のコマル(前回担当ブログ)
から離れた話をしましょう。
以前テレビで動物と話ができる
米国の女性が紹介されていましたが、
実はなんと私も今まで三回だけですが、
犬と二回、猫と一回、完璧な意思の疎通が
図れたと思ったことがあります。
まあ犬の一回はコマルなんですが、
他の一回は初めて会った野良犬です。
猫の 件は次回に置いておくとして
今回はこの野良犬の話をします。
独身時代にアパート暮らしをしていたんですが、
ある日の真夜中に犬の遠吠えで目が
覚めました。
時計を見ると2時頃だったと思います。
しばらく我慢していたのですが、
一向に治まる気配がないんです。
「ウオ~~~オオオォォォン」を延々と続けられて、
堪忍袋の緒の切れた私は犯人(犬)探しに外に出ました。
声のした方に歩いていくと、
遠吠えが止みました。
そこは古いマンションの裏で、目の前に螺旋状の
非常階段があります。
カン、カン、カン……と何者かが屋上近くから
降りてくる音が響いて来ました。
「こんな時間に誰だ。ただ、やけに軽い音だぞ。」
と訝しく思っていたとき、
そいつは目の前に現れました。
犬です。そう、野良犬だったんです。
こいつが犯人だ。私は確信しました。
マンションの非常階段を登り、
ひとしきり遠吠えをして私の安眠を妨害し、
満足して降りてきたのは野良犬だったんです。
私はそいつに目で聞きました。
「おまえか、吠えていたんか」と。
そいつは、同じく目で答えました。
「ああ、そうだぜ。なんか文句でもあるんか」と。
このとき両者の間には、言葉というものを超えた会話が
確実に交わされたんです。
次の瞬間、道路の石を拾う私。
それと同時にダッシュして逃走する野良犬。
まあダルビッシュじゃないので、石は当たりませんでしたが、
それ以来遠吠えは無くなりました。
少し寂しい気持ちと、犬と会話をしたんだという、
ちょっと嬉しい気持ちになったことを思い出します。
by tdschool
| 2013-07-01 12:29
| スタッフ日記